2008年10月26日日曜日

あしたのために - その4 -

《LP2とグローバル ‐1‐》


 内政(エコ)に関する話です。資源スタンダードでこのゲームをプレイしていると、中盤から後半にかけて、強力なユニットを出そう!とか大軍を組織して敵を押そう!としようとしたときに、やたらReqはあるのに、Powerが無いとか、あるいはその逆のパターンに出くわすことがあると思います。  
  
 私は上記の症状というのはしょっちゅうですが、それはエコに関する戦略(マクロ)が間違っているためです。もちろん、自分自身の戦略との兼ね合いもありますから、ReqとPowerの収入がどれくらいの比率が正しい、というものはありません。
例えば、Drednoughtをスパムして敵Orkのバナーを破壊しまくり相手の進化を後退させる、という戦略を採ろうというSMプレイヤーにとって、Powerが大量に必要になりますが、Reqは(Powerに比べて)それほど必要でもありません。   
  
 プレイヤーが得ることのできる収入というのはmapによって上限が決まります。SPの数とRelicとCPの数によってReqの収入は限定され、Powerに関してはSlag Depositsの有無によって上限が決まります。というのは、HQ1個に対して、ジェネは6個までしか建設が出来ないからです。  
  
 出来るだけ全てのLPを早くLP2にアップグレードするに越したことはありませんが、そこもmapとの兼ね合いになります。一般的にSP+Relicの数が1プレイヤーに対して4~5くらいしか与えられない小さなmapや、互いの陣地が要塞のようになっていて荒らしが難しいmapでは、序盤に全てのLPをアップグレードしてしまいます。
 というのも、資源を消費して大軍を組織して相手のSPを1つくらい掠め取ったとしても、その軍隊を組織するために消費したコストがペイしないからです。最終的には、その分のコストを内政に回して、後々強力なユニットを出撃させたほうが有利になってしまうことが多いからなのです。
  
  

                         
                               
                            
 上のアイコンは、通称「グローバル」と呼ばれる研究で、Powerを大量に消費してReqの収入を底上げするか、あるいはReqを大量に消費してPowerの収入を増やす研究で、1段階目がT2で2段階目がT3で、LPとジェネレーターにおいて可能です。
 
 IGはこの研究に関して他の種族よりもアドバンテージを持っており、例えばReqの収入が110(HQ+LP2*5)の状態でSMがReqのグローバルを2段階まで研究すると「110*1.15*1.2=152」となりますが、IGの場合だと「110*1.2*1.25=165」となり、収入に差がつきますが、IG以外の種族に関しては差はありません。(研究に関するコストは多少差有)

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