2008年11月3日月曜日

あしたのために - その7 -

《マップ研究 Outer Reaches編》


マップ名:Outer Reaches (OR)
SP:9
CP:3
Relic:2
Slagdeposits:0

 SPが散開して配置されているのが最大の特徴で、マップコントロールを失うことが即負けに繋がるOuter Reaches。前回に紹介したMoMのようにSP密集型のマップとは全く違う戦略が必要になってくる。




【序盤の戦略】

 まず、マップに引かれている赤線Aはジャンプ又はワープで一気に渡ることが出来ることを示しています。両軍の本拠地の距離が非常に近いですが、間には峰がそびえていて通行出来ないようになっています。しかし、ChaosのラプターやTauのハエは一足飛びに相手の陣地に降り立つことが出来ることを覚えておきましょう。特にハエの場合は、上手くいけば即座に相手のジェネレーターを破壊することが可能です。

 また、赤■Bは、砲台を持っている種族ならば、あの場所に砲台を設置すると、マップ上部の2つのSPが両方とも確保できる位置です。もし、敵がどちらかのSPを占領しようとしても、砲台の攻撃に晒されて諦めざるを得ません。特に序盤に頼りがいのあるユニットの少ないIGなどは、好んであの位置に建設しようとします。

 さて、このマップは本陣から離れれば離れるほど、SPの戦略的価値が高くなります。つまり、マップ上部の2つのSPが両陣営にとって最重要であり、中央に浮島のようにあるSPにはそれほど気を払う必要はありません。そのため、多くのプレイヤーは、最初の旗取り要員を真っ先に最上部の自軍寄りのSPに向かわせます。もし、このSPを占領しても相手に旗を降ろされたり、最悪の場合相手に占領されてしまうと、占領に時間のかかるRelicが自軍の前線となってしまうという、非常に困難な状況が考えられます。

 そのため、コマンダーを筆頭に全戦力を注いで(必要があれば砲台も)、上の2つのSPをもぎ取ることが勝ちへの近道です。もし、こちらでマップ上部を押さえることができれば、当然相手のRelic側へ攻め込みRelicを敵の手に渡さないことが大事です。そうすることで、マップの2/3を確保できます。とにかく、中央のSPに惑わされてはいけません。

 さて、それでは相手がBのポイントに砲台を建てるのを阻止できなかった場合はどうしたらいいのかというと、難しいですが、相手も全力を注いで砲台を守っているはずなので、まず前線になるRelicを確実に占領しLPを被せることが第一です。次いで、マップ中央のSPを確保にいきます。相手の主力がマップ上部の砲台付近に寄っているはずなので、ここは押さえられるはずです。

 ここからは博打になりますが、わたしの場合は相手がマップコントロールによって得たアドバンテージを進化に回すのに賭けて、T1で大部隊を編成しマップ上部を奪還しにいきます。そこからは流れです。一番良いのは砲台を作らせないことです。それと、このマップは進化を優先した籠城というものが全く通用しないので注意してください。間違いなく、序盤から大規模の兵力を組織してマップコントロールを得るほうが、後々のためです。




【中盤から終盤の戦略】

 正直なところ、序盤どのように動くかで趨勢がほとんど決まってしまうマップのため、中盤から終盤の戦略というものは、あまりありません。(単にわたしの認識不足かもしれませんが・・)そこで、小技をひとつ。

 マップ中央の台地の矢印の向きに向かって、長距離射程を持つユニットを撃ち下ろすように配置しておくと、相手ユニットは、マップ上部へ行くためのルートを通ることが出来ません。

 

 上のような状況を作るためには、やはりマップ上部を押さえておく必要があります。そういう意味でも、マップの上の部分は要といえます。

 あと一つ気を付けてほしいのは、常に暇な旗取り専用部隊を1部隊作っておき、3つあるCPを取りにいかせるということです。マップ中央のCPは難しいかもしれませんが、上端と下端のCPに関しては、意外とあっさり占領できたりします。CPによる+6の収入というのは馬鹿になりませんので。あなたがエルダーの場合、ファルコンにファイアドラゴンを搭載して赤線Aのルートを通って敵本拠地を荒らしまわるという豪快な技がありますので、覚えておいてください。

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